― 組織の“らしさ”を問い直す公開実践の場に ―
特定非営利活動法人 越境先生(以下、越境先生)は、一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合、およびコミュニティ・バンク京信 QUESTIONと共催し、2026年2月25日、QUESTION(京都市中京区)にて「実演!真に伝わるロゴをつくる 〜『伝えたい』と『伝わる』を両立させるプロの思考を大公開〜」を開催しました。
本イベントは、“完成されたデザイン”ではなく、その手前にある思考プロセスそのものを公開する実演型イベントです。
経営者、クリエイター、金融機関職員、教員など多様な立場の56名が申込み、当日は30名以上が現地参加しました。




「想いはあるのに、何をどう表現していいのかわからない」という課題から出発
中小企業のブランディングや採用活動、商品開発の現場では、
- 社内で意見が割れる
- デザイナーとの認識が合わない
- 「好み」の議論で止まってしまう
といった課題が少なくありません。
越境先生自身も、「団体の思想や目指す社会像が、現在のロゴでは十分に表現できていない」という課題を抱えていました。
今回のイベントは、その悩みを隠さず公開し、“組織の本質をどう掘り下げ、社会に翻訳するのか” を参加者と共に探る公開実践として実施しました。


デザインは“見た目”ではなく「未来を描く行為」
登壇したアートディレクター安川宏輝氏(ZUAN UNION / 図案連合 代表理事)は、
- ロゴに担わせる役割の整理
- 組織が目指す社会、世界観の深掘りと言語化
- 未来や理想から逆算する設計視点
について講義を行い、その後、越境先生のロゴ制作の企画・設計工程をその場で実演しました。
参加者の83.3%が満足、66.6%が「実践したい」と回答
事後アンケート(回答18名)では、
- 83.3%(15名)が満足(5段階中4〜5)
- 66.6%(12名)が「実践したい」と回答
という結果となりました。
参加者からは、
・ブランディングは手段ではなく、先の未来や理想を描く行為だと気づいた
・形をデザインするのではなく、人の思いをデザインに乗せるという視点が印象的だった
・ロゴで未来や理想を描くという話に強く共感した」
といった声が寄せられました。
交流会では、各地でのクリエイターとのコラボレーション企画について具体的な議論が交わされ、イベント後には2件の個別相談申込みがあり、オンラインでの問い合わせも複数寄せられています。
「個が組織に合わせる」から「個の可能性で育つ共同体」へ
このイベントを通じて、
越境先生は「組織のあり方に個人を合わせる社会」ではなく、「それぞれの強みや個性などの可能性が発揮され、成長していく社会」へのアップデートを目指しているのではないか
といった、本質的な問いが生まれました。
今後、越境先生では、
- 団体ロゴの正式完成
- 越境している教員の事例収集・公開
- 全国自治体への兼業実態調査データの公開
- 教育委員会との対話機会の創出
- 越境による学校・生徒・教育界への影響研究
を進めていきます。
また、3月・7月には越境・兼業を志す先生向けのイベント開催を予定しており、他団体との共創も拡大予定です。
https://t-1ekkyo-gp-0.peatix.com
その他、教育委員会との連携プログラム化や、学校経営における理念設計支援についての協働も受け付けています。お問い合わせください。
越境先生について
特定非営利活動法人 越境先生は、教員の複業解禁を目指し、制度的・風土的制約の中でも挑戦を続けられる環境づくりを進める団体です。研究活動、コミュニティ運営、WEBメディア発信などを通じて、学校教育のあり方を問い直しています。
公式サイト:https://ekkyosensei.jp/
講師 安川 宏輝氏(一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合 代表理事)
2010年、佐藤可士和氏率いるSAMURAIに入社。アートディレクター/グラフィックデザイナーとして、数々の企業ブランディングに携わる。
2021年に独立をし、様々なジャンルのクリエイターを集めた一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合を創立。銀座凮月堂など幾つかの企業にて、CCOに就任。最近の主なプロジェクトに、株式会社バンタンのトータルブランディングがある。
2024年、実験的共創コミュニティ株式会社あたらしいチームを共同創業。
本件に関するお問い合わせ
主催:
特定非営利活動法人 越境先生
担当:吉岡 茂樹
Mail:info@ekkyosensei.jp
共催:
一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合
コミュニティ・バンク京信 QUESTION
