【メンバーズボイス】理事 福田健志朗さん

越境する教師たちを起点に、社会をもっと面白くするべく、日々活動を続けている「越境先生」

この記事では、「メンバーズボイス」として、そこに集うメンバーが、どんな背景や思いを持って参画しているのか。その声をご紹介します。

目次

ご紹介するメンバー|理事 福田健志朗さん

プロフィール
東京学芸大学教育学部を卒業。埼玉県公立中学校、海外日本人学校、株式会社立通信制高校で教員を経験。その後、オルタナティブスクール原宿AIA高等学院を立ち上げ。”越境で教育を柔軟にしたい”という思いから越境先生に参画。趣味は読書・筋トレ・鬼ごっこ。

教育を柔軟にしたい

越境先生は、学校に越境、他業界とのつながりをつくっていくチームです。

僕が、越境先生に関わる理由は3点あります。

1点目は、教育を柔軟にしたいからです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、僕はジッとしているのが苦手です。小中高と、なんとか自分を抑えつけて、過ごしてきました。

小学校ではほとんど上手くいきませんでしたが、中学校では数回ガツンとご指導いただくらいで済みました。(ご指導ありがとうございます。)

高校では、反省坊主というご指導を2回いただき、テニス部でしたが、野球部と間違えられることが多々ある高校生活でした。

ご指導いただいた先生方、皆様に感謝しています。学校生活は最高の思い出で、今でも昔の友達と定期的に会っています。

しかし、学校というシステムが僕には苦しかった。

ジッとしてなきゃいけない、右向け右、枠にハマらなきゃいけない

そんなシステムがしんどかったです。

もし、学校が越境し、他業界とつながっていったらどうなるだろう。そんな妄想をすると、心が踊ります。

例えば、倍率500倍で民間人校長を採用する茨城県では、探究学習の推進がグッと進みました。

IKEAなど、大手企業と連携してつくられた、学びの多様化学校では、公立なのに柔軟に安心して学べる環境ができています。

学校が越境し、他業界とつながっていったら。
もっと教育が柔軟になる。
特に、令和10年版の指導要領からは、柔軟、越境は必須のキーワード。

そんな思いで、越境先生に関わっています。

越境のパワー

2点目は、越境パワーを毎月感じているからです。

僕の勤務先、原宿AIA高等学院では月1~7回程度、ゲストが来ます。

DJ、お笑い芸人、忍者、起業家、漫画家、絵本作家、衣装クリエイター、映画監督。様々なゲストです。

越境すると、自分の知らない業界の事情がよく分かります。自分とは異なる業界の方と交流すると、自分自身の、普通、常識、当たり前を問い直す機会がたくさんあります。この問い直しの過程で、自身の教育実践も柔軟に、問い直すことが可能になります。

そして、生徒もゲストとの交流で新しい気づきや探究の芽が生まれることもあるんです。

また、僕自身、埼玉県公立中教員、海外日本人学校、株式会社立通信制高校、オルタナティブスクール(通信制高校サポート校/フリースクール)の立ち上げと、経験してきました。すべて教育業界ではあるものの、校種、国境を越境し、様々な知見を得ることができました。

越境パワーは、すごい。

つながり

3点目は、つながりです。

越境先生に関わっている人もパワフルで、教員をしながら、釣りYouTuberとしてマネタイズしていた代表(しっかりと法にのっとりながら)や、教員から保育業界に越境した方、バリバリフリーランス、フォロワー10万人のインフルエンサー漫画家、大手コンサル勤務などなど。すんごい人たちがいます。

また、越境先生が運営しているコミュニティにもパワフルな先生方が集まり、日々熱量の高いコミュニケーションが生まれています。こうしたつながりは重要です。

AIはとんでもない知恵は持っているけれど、人とつながることはできません。今後、つながること、つながりの中で新しいアイデアを生み出していくことが、人間のひとつの価値だと思っています。

以上、3点の理由から、越境先生に関わっています。

***

原宿AIA高等学院学院長
特定非営利活動法人越境先生理事
情報経営イノベーション専門職大学客員講師

と、気づけば肩書きがゴツゴツしてきました。

筋肉の方もゴツゴツしていけるよう、仕事、家事、育児、ボランティアの隙を見つけながら、筋トレにも励んでいきます。

最近は、プリズナートレーニングにハマっています。

合トレしてくれる人がいたら、連絡ください。レッツ筋トレ!

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