
特定非営利活動法人越境先生では、このたび、理事と運営メンバーによる議論を経て、組織の指針となる「哲学」と「パーパス」を策定いたしました。これらは私たちの活動の根幹を成すものであり、目指す未来への羅針盤となるものです。
以下に「哲学」と「パーパス」の全文を掲載します。
Philosophyー哲学
先生の「やりたい」を守る
私たちは先生の「やりたい」を守る。
今学校は過渡期にあり、進化しようとする向きがある一方、
これからの社会にとって最適とはいえない慣習が未だ強く残っている。
前例踏襲主義や監理主義といった慣習だ。
前例踏襲は変革を阻害し、監理は思考する勇気を奪う。
私たちは先生の「やりたい」を守る。
「学校」の枠組みを守るために先生の信念が棄損されてはならない。
一人の大人として社会を感じ、目の前にいる子どもたちにとって、本当に必要だと信じる伴走をしてもらいたい。
私たちは人を信じている。
人が「先生」という役割を得た時に発揮する、無限に湧き出るパワーを信じている。
先生それぞれの「やりたい」を解き放てば、
それぞれの先生が自分らしい在り方で、子どもたちや社会に対し、
責任を果たしていけることを確信している。
私たちは人の可能性を信じているからこそ、
先生の「やりたい」を守っていく。
Purposeー存在意義
境界を、越えろ
自分らしく高く飛ぶ教師の姿は、周囲の教師・子どもたち・教師の卵、社会で生きる大人たちに、どのように映るのか。考えるだけでワクワクする。
でも今は、その主体性を奪う構造がある。
学校に関わる全ての人から、可能性の芽を摘み取ってはならない。
ノミは、瓶に蓋をするとその高さまでしか飛べなくなる。
一部の教師は蓋の高さまで飛べることに満足し、旧来の慣習がそれを賞賛するかもしれない。
しかしそんな環境でもなお、瓶の蓋をぶち破ろうと頭をぶつけ続ける教師がいることを、私たちは知っている。彼らは瓶の内と外とを隔てる境界に、何度も挑戦していく。
同時に、強い信念を持つ彼らでも、一人で戦い続けることが困難であることを、私たちは知っている。
彼らが痛みに耐えかねて飛ばなくなってしまう日を迎えてはならない。
瓶の中からそっと姿を消す教師も、瓶の内側の様子を見て飛び込んでくることを諦める人も、今まさに増え続けている。
だから、私たちは、境界を越えるために必要な力を渡し、境界を隔てる壁を打ち壊していく。
学校とは異なる集団として、先生と学校とを鼓舞するため、この檄に力を込める。
私たちは、「境界を、越えろ」というメッセージを発し続ける。
主体的に挑戦する輪が広がり、越境する教師たちを起点に、社会はもっともっと面白くなっていく。
その世界に向かうため、共に境界を越えていこう。
今後の展望
今回策定した哲学とパーパスを軸に、私たちは中期目標(ミッション)のさらなる具体化を進めてまいります。越境先生としての使命を果たすべく、引き続き活動を続けてまいります。
私たちの活動が先生方や社会にとって希望となるよう、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
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