特定非営利活動法人 越境先生は、2026年8月25日(火)、大阪市立深江小学校の全教職員を対象に「学校運営研修会(第1回 哲学対話)」を開催いたしました。
2学期の始業式前日に実施された本研修では、深江小学校が今年度の学校運営の目標として掲げている「ワクワク活動する子どもを育てるために、いきいき主体的に働く職場づくりへ」を題材に、教職員それぞれにとっての「働くこと」や「いきいき」の意味を問い直す対話の場をつくりました。
【開催概要】
- 日時:2026年8月25日(火)
- 場所:大阪市立深江小学校
- 対象:深江小学校 各学年の先生方
- 講師・進行:吉岡 茂樹(特定非営利活動法人 越境先生)
- テーマ:学校運営研修会 〜いきいき主体的に働く職場づくりに向けて〜

■ 研修実施の背景と目的
深江小学校では、学校教育目標である「子どもも大人も幸せを感じる学校をみんなでつくる」と連動させ、教職員がチームとして自律的に学校運営を推進する組織づくりに取り組んでいます。
今回の研修は、単なる知識のインプットではなく、教職員同士が本音で語り合える「心理的安全性」と「対話の土壌」を育み、共通の目標に向かう機運を高めることを目的に企画されました。
■ 当日のプログラム
講師・ファシリテーターは、組織開発や研修設計を手掛ける吉岡 茂樹(越境先生事務局長)が務めました。
1. 導入・目標を問い直す重要性
学校目標に掲げられている「いきいき」「主体的」という言葉をそのまま受け取るのではなく、「今どういう状態なのか?」「どういう状態を指すのか?」と根本から問い直す重要性や、関係性・価値観の変化を伴う「適応課題」への向き合い方を共有しました。
2. チェックイン&アイスブレイク
- 呼んでほしいニックネームの記入(A4用紙)
- 「みんなには言っていない2学期の楽しみ」の共有
年次や役職の垣根を越え、リラックスした雰囲気で場をスタートさせました。
3. 哲学対話:「”いきいき”ってなに?」
車座になり、以下の「対話のグランドルール(9箇条)」のもとで対話を実施しました。
【対話のグランドルール】
- 何を言ってもいい(安心感を持ち、自由に発言する)
- 否定的な態度をとらない(人の意見を頭から否定しない)
- 聞くだけでもいい(無理に発言せず、聴くことだけで参加してもよい)
- お互いに問いかけるようにする
- 知識ではなく経験で話す(専門知識ではなく体験をもとに語る)
- 話がまとまらなくてもいい(結論を急がず、途中のままでよい)
- 意見が変わってもいい
- 分からなくなってもいい
- 先輩後輩を気にしない
【対話のステップ】
- 今の状態を〇〇で表すと?(付箋に書き出し、ホワイトボードへ集約)
- 「いきいき」を身体で表現してみる
- やってみた感想や浮かんだ問いの共有
身体表現や問いかけを通じて、自分にとっての「いきいき」と他者にとっての「いきいき」の違いや共通点を探究しました。
■ 今後の展望
特定非営利活動法人 越境先生では、今後も学校からのご要望を受け、民間事業者ならではの知見や業務改善や組織開発のプログラムを提供してまいります。先生方に、学校内研修とはまた違った切り口による越境的研修を経験していただき、子どもたちの豊かな学びと成長を支える学校づくりに貢献していきます。

■ 団体概要
団体名:特定非営利活動法人 越境先生
サイト:https://ekkyosensei.jp/
■ お問い合わせ先
特定非営利活動法人 越境先生 広報担当
